
支部長挨拶


国臨協東海北陸支部 支部長
浅香 敏之(国立病院機構 金沢医療センター)
新年のご挨拶
新年あけましておめでとうございます。国臨協東海北陸支部会員の皆様におかれましては、健やかに新しい年をお迎えのことと存じます。また、平素より当支部の活動に対して、ご理解とご協力を賜り厚く御礼申し上げます。
さて、先日第79回国立病院総合医学会 金沢、各種協議会が開催されました。関係各位のお力添えで無事終了することができました。コロナ感染症がほぼ終息していますが、いまだに散発的に発生している中で患者は病院内でマスク、我々技師は病院だけでなく各種会議でもほぼ必須、Web会議でも習慣で着用しているという状況はこれからも続いていくのでしょう。
昨年の当支部の活動は令和7(2025)年5月31日、第33回国臨協東海北陸支部春季学術研修会を開催し、「皆で作る心理的安全性の高い職場~検査室の外に出る意味~」と題してアボットジャパン合同会社 梶 優展 先生に講演かつグループワークをおこないました。昨年に引き続きグループワークはそれ自体の賛否を含め一定の成果があったのではないかと考えました。旧来の集合型にこだわる理由はWebだと生の情報交換ができないのです。グループワークが苦手という意見をよく聞きます。私が思うにグループワークが苦手というより運営手法、業務に直接関係ないテーマ自身が一因で若手職員にあまり受け入れられていない現状が参加率に表れています。集合型会合を主とするのは年2回のうち総会・春季学術研修会1回だけです。是非この日だけは万障繰り合わせの上参加願います。名古屋開催は他の地域で開催するよりも遠隔地でも集合しやすいと思います。支部学会も名古屋会場で現地参加も可能です。
令和7(2025)年9月13日、第33回国臨協東海北陸支部学会を開催し、「信州大学方式 RCPCの実践」と題し、信州大学医学部病態解析診断学教室 松本 剛 先生 の特別講演、「AIによる抹消血液形態」シスメックス 船板 千畝 先生、「感染症法で改正されたカルバペネム耐性腸内細菌目細菌(CPE)に関する情報提供」ベックマンコールター 上田 修 先生、「製剤管理について」名古屋市立大学病院 天野芽里 先生の3題の一般講演をしていただきました。開催方法は名古屋会場、サテライトを含む個人接続などハイブリッド方式をとり、無事終了することができました。例年この学会は、国立病院総合医学会の若手発表者の予稿会の意味合いがありましたが役員や各施設の負担増の意見が多く寄せられ今回は見送りました。今後は別の形で一般演題が開催できたらいいと思います。令和6年度テクニカルサポートセミナーのYoutubeの動画を作成し前年度の会期末に令和7(2025)年3月24日に~6月30日期間に遅ればせながらセミナーの動画コンテンツの限定配信をし、その後一般公開いたしました。また、令和3年度、令和4年度の過去の動画配信を会報119号で案内しました。
ISO15189に関してはなかなか、情報提供できませんが「ISO 15189:2022」は令和7(2025)年12月31日までに移行審査を受けなければならないとあり東海北陸支部の2施設は相当の時間的人的な負担がかかったことと思われます。仕組みは立派でも未経験の転勤者、新入職員も含め、全職員の協力体制に温度差があり特定の職員に負担がかからないようになるように何か手助けをする方法がないかと常日頃思っています。
タスク・シフト/シェアは地域によって取得率が違っていますが、日臨技の令和7(2025)年8月27日時点のデータで36861名が修了、修了率は48%でした。最近入職した同未取得である年代も取得してるので決してハードルが高いわけでないので基本的に全員取得できるものです。ただ、これらの認定されたことを現場で実施されるような対象施設は東海北陸支部ではあまりなく、今後の情報を待ちたいと思います。
最後に、国臨協の活動をよりよいものとするためにも技師長協議会との協同、理事役員の充実した活動計画、進捗管理、情報提供と円滑な各部活動を目指します。今後の会議形態は基本的に集合型で、遠隔地の影響を考慮するとWebハイブリッドが妥当であるという流れになりつつあります。会員同士の対話を中心とし、この会を存続させたいため役員一同当支部の活動を盛会にする所存ですので、何卒会員の皆様のご支援、ご協力をお願い申し上げます。
本年が当支部会員の皆様にとって、良い年になりますよう心より祈念し、新年の挨拶とさせていただきます。
